一軍のみに絞る想像
実は結構モノ好きです
もちろん、モノが好きという意味で、一般的に言う「物好き」ちょっと変わった人、という話ではありません。
思えば中学生くらいの頃から持ち物にはこだわりがありまして、その当時はテニス部だったわけですが、ラケットや練習器具について大して詳しくもないのに色や形、説明書きに書かれていた性能などにこだわっていた覚えがあります。
その傾向は今も続いておりまして、MONOQLOやMonoMAXなどの雑誌は好きでよく立ち読みしたり購入したりします。
最近では一時期急に腕時計に興味を持って色々情報や腕時計自体を集めたりしましたし、その前はインテリアに急に興味を持ってインテリア雑誌を買い漁っていました。
好きなモノがたくさん出てくる
そうなってくると雑誌に載っているモノや調べてどこか優れていると感じたモノはみんな好きになり、集めたくなりました。
経済的な事情から一部しか集められないわけですが、もし私が大金持ちならとりあえず全部集めていたことでしょう。
その全部を集められないため、自分の中で順位をつけて上から集めていくわけですが、その傾向も今もあります。
つまり、モノに一軍、二軍と順位をつけているわけです。
モノを使う優先順位ができる
一軍のモノは一番のお気に入り。大事に大事に管理し、たまに眺めて気分が高揚し、使う日の想像をする。そして、ここぞという時にたまに使う。
二軍のモノは普段も使うけれど、ここぞという時は一軍に譲る、二番目のお気に入り。
ある程度雑に扱っても大丈夫なモノで、ある意味使いやすいモノ。
などなど、このようにモノを扱うようになりました。
おかげで物欲は止まらず、お金は貯まりません。
別に貯金願望があるわけではないのですけどね。
また、気になるモノがあればすぐに詳しく調べてしまうし、場合によっては購入に至ります。
はっきり言って、ちっともミニマルではありません。
今流行りのミニマリストではありません。
ただミニマリストっぽくなりたいとは思い続けていますが、おそらく近づけてはいません。
今の気持ちはどうなのか
しかし、私は今でもこの考え方を悪いとは思っていません。
思っていれば恐らく考えを変えて行動に移していると思いますが、何も行動していません。
それでもミニマリストっぽくなりたいと思っています。
持ち物を、自分自身を厳選し、洗練したいと考えて止まないのです。
その理由は、
- なんだかカッコイイと感じるから
- モノの管理を面倒だと感じるから
- なんとなくシンプルさに惹かれるから
動機が弱いと思われるでしょう。
私もそう思います。
とにかくミニマリストにはなかなか近づけません。
これからどうするのか
そこで今回考えたことは、同じジャンルのモノを一つに絞ることです。
もちろん、いきなり実際に捨てるわけではありません。
いえ、そのままストレートに捨てること、厳選することができれば私は明日にもミニマリストになれるのですが、それはできません。
そのため、想像しようと思ったのです。
自分の持ちモノを全て一つずつにしてみた状態を。
具体的なルールとしましては、
- 機能の被るものは一つに絞る(スマホとパソコンではできることに差がある面もありますが、どちらか一つのみにします)
- 今(2015/12/3現在)で必要なモノのみに絞ります(夏服などの今使わないモノは捨てる設定です。"今"使いませんから)
- 現在の状況(私生活、仕事等)を考慮して選択します
- 家具や寝具などの共有物は除外して考えます
- そのため、今回想像するモノだけで生活しようというわけではありません
あまり考え過ぎても話が進まないのでこの辺で実際にやってみたいと思います。
実際にやってみた
2015/12/3現在、必要なモノのリスト
- au版 iPhone5
- BROWNY ダッフルコート
- GOLDWIN ネックウォーマー
- 不明 ウインドブレーカー
- ユニクロ グレーパーカー
- 無印良品 白シャツ
- ユニクロ デニムパンツ
- パタゴニア 下着のパンツ
- ユニクロ ヒートテックシャツ
- スマートウール 靴下
- 無印良品 スニーカー
- マンハッタンポーテージ メッセンジャーバッグ
- クニルプス 折り畳み傘
- スズキ アドレスV125G
- バイク用レインウェア
- Mondaine 腕時計
- IL BISONTE 財布
- 鍵類(家、実家、職場、バイク)
- uni jetstream Prime 4+1
- 仕事用ユニフォーム、ジャージ
以上、これで同じ機能を持つモノの中では一番のお気に入りで今日1日普通に仕事へ行き、普通に帰ってこれる、最低限のモノです。
服類だけ2〜5か6セット用意できれば一週間過ごせますし、もっと過ごせるでしょう。
感想としては
想像しただけですが、随分と減った印象です。
日頃の持ちモノの中でいかに娯楽や趣味目的のモノ、機能の被ったモノが多いかがわかります。
もっとよく考えれば色々出てくるかもしれませんが、パッと日々を過ごすために思いついたのはこの程度です。
逆に、駅まで歩くならバイクは要らないし、ボールペンは職場のものを使えば必要ない…などともっと削ることも出来ますが、それは持ちモノを減らすこと自体が目的になっていると私自身は感じますのでやりません。
ただミニマリストの真似事をして、今の煩雑な状態をなんとかしたいだけです。
現状を変えるのにこの「ミニマリストの真似事」が最適と感じたため、やってみようと思いました。
次回は今回の想像を元に、現実に反映していこうと思います。